2018年04月06日

幸せのチャンスしか見えなくなるほど追い詰められる。

目を覚ませとは言わない、

こっちを見てとも言わない、

視線を合わせてなんて絶対言わない。


けど、ずっと気配を感じてる。

言い訳をさせてくれない幸せな気配。


闇の隙間から囁きが聞こえる。

「ほおら、幸せになれないと言う、暇がある?」

どんどん、追い詰められていく。

さらに幸せになるチャンスしか見えなくなる。


過去を振り返る暇を無くされて、
ひとたび不幸な未来を描こうとすれば
小さな幸せが押し寄せる。

ああ、やめてくれ。もっと言い訳させてくれと。

あんなに幸せになりたかった「あたし」がつぶやく


どこにも言い訳できないように、

幸せの気配は
想像を超えた未来の先の壁際まで追いつく。

もっと笑顔で受け取るものだと思ったら
運命の女神は私の思考を置き去りにして、
過去に心から願った誓いを果たそうとする。

過去に嘆いたわたしが叫んだ誓いを
「幸せになる可能性しか見たくない」と
力強く天に解き放ったあの誓いを。

彼女たちは面白がって
叶えてみせようとしたのが運の始まり。

ついでに熱を冷まさぬ女神フレイアも
面白そうな誓いを叶えてみせようと参戦した。

女神たちは面白がって、わたしを幸せの瀬戸際まで追い込んだ。


そうしてここにわたしが出来上がった。

何が起きても、誰と愛し合っても。

今を嘆くために用意した過去の記憶より
未来の幸せな可能性が見えてしまう能力になった自分に。

ようやく諦めがついた頃
わたしを追い詰めた女神たちに新しい誓いを立てた。

女神は面白がって誓いに旗を立てた。

この幸せな人生の可能性しか見えなくなる波紋に
地上の人々を巻き込んでしまおう。

すべての人々の波紋がそれぞれ導きあって
重なり合った時、
地球に絶望して眠っていた女神たちが目覚める。

すべての女神たちがすべて目覚める時、
わたしたちの未来はどうなっているか、
それは誓いを立てた自分たちにもわからない。

けど、少なくとも、今よりは。
美しい未来を描けていると思う。

なぜならこの星は、
宇宙に見捨てられた人間の幸せな可能性を
諦めず見守ってきた地球なのだから。

わたしたちはどんな場面でも、
諦めることも忘れてしまうくらい
宇宙の法則にはなかった規定外の
幸せな未来を描けてしまうだろう。

posted by さゆり at 00:14 | 命の解放
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