2018年04月19日

最後には愛しか残らなかった。


満員電車、高い湿度。

遠慮のない人が放つくしゃみ・・・

車内はいつも何か、熱く。


ここは暑いくせに、
人の冷たい感情から何かを生み出す。


こうして毎日、仕事へ赴いているが
どうして毎朝の出かけはギリギリなのだろう。

気分を変えて帰り道のコースを変えたら、
そんなに代わり映えもなく。


なぜ、私は変化を求めるのだろう。


私は友人とコーヒー片手に語らった。

「なぜ人は変化を求めるのだろう」

するととんでもない答えが私を出迎えた。

「モテたいからに決まってるだろ?」


モテたい・・・から・・・


ああ、そうか。

私がこうして毎日、
時間ぴったりに仕事に赴くのは、
信頼、人気、注目を浴び、愛されたいのだと。

その先に、その結果のさきに、
きっと愛があるのだと教わり信じていたのだ、と。


私は友人と紅茶を片手に語らった。

「愛を得るにはどうしたらいいのだろう」

「もうあるだろう?」


友人は私の手とジャスミン茶に触れて語った。

「こんな話を真面目にできる、友が大切だ」


結果を求める先には愛は存在していなかった。

結果を求めようと歩く途中に転がっている。


そうして給料という名の報酬を受け取り、
カフェのレジに手渡したあと。

私たちには愛しか残らなかった。

posted by さゆり at 10:10 | 命の解放