私たちは元は犯罪者を野放しにしてきた組織のひとり。
長い間知っていたのに、声もあげず、あの子供達も見過ごしていた。一瞬でも当たり前ではないと、叫び声をあげて、子供達をかばった彼女を励ませたはず。でも私たちあの時あの場所でしなかった。
償いもできない。私たちは英雄になれない、正義の味方にもなれない。革命家にもなれない。
なれるとしたら、記憶を伝える伝書鳩。彼女たちの届けたい人の元へなるべく遠くへ飛んで、危険なビルの隙間を通り抜け、重たい記憶を運ぶ。
なるべく小さな声を見つけて、
なるべく小さな手紙にしたためて
密かに確かに速やかに声を集めて届ける。
私たちの脚がボロボロになるまで、羽が全て抜け落ちるまで、最期まで飛び続けるのだ。
真実なる悲永した彼女たちの声を鳩から手紙を受け取った情熱ある人々が、電子メールで伝わり、SNSで拡散されやすくなるように規制し続けた関わる検索サイト全て解体する。
私は償いはしない、償えないのだから。
償う方法がない。償う代償に値する命もない。
何を勘違いしているのだ、Q達よ。私たちは償うことも許されない元戦士だ。そこには正義も勝利もない。私たちが与えられるものは何もない、元ある豊かさを彼女たちにお返しするだけ。
しかし最期まで飛ぶのだ。あの時に叫べなかった声を本当に必要としている小さな声の熱い革命家たちの元へ。
私たちは情熱を持つ人々の火にいつか焼かれるまで。意地を張ってまだ飛べると胸を張った。この小さな鳩胸に誓って。
それが私の望みなのだから。
どうせ償うこともできぬのなら、
ビルの間にある情熱を見つけて、
あなた一人ではないと励ましの伝言を伝え続けよう。
それが私の望みなのだから。
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