タフな戦いになるのはずっと前から予想していた。
しかし、こんな形のタフさを求められるのだなと。
忘れようと必死になるほど、
やってくる情報にさいなまれたり。
光も闇にも嫌われた我々の声が
繋がっていくほど痛めつけられたり。
我々の声は一度繋がってしまうと、
我々が思ってた以上に異様だった。
我々は早々に痛ましい記憶を癒して忘れ、
ここから立ち去りたかったのだけれど。
話を聞いてくれただけで嬉しいとか、
目を向けてくれただけで嬉しいとか、
見つけてくれただけで嬉しいとか。
そんな小さな存在の声に褒められ調子に乗って励ました。
その結果がコノザマだ。
励ましている間に
我々は光にも闇にも一度見捨てられた。
しかし似たような連中は世の中にいると
確信があった。
せめて一度だけでも
同じ目にあったなと笑って語りたかった。
我々は痛みを押し付けた彼らに
復讐するわけじゃない。
戦いの中の痛みを忘れるために
戦いの中で聞こえた痛みを
なかったことにしないだけ。
痛みを認めるまで、
忘れることはできないからだ。
嗚呼、もうすぐ忘れられるぞ!
痛みを認め、
一人では抱えきれなかった痛みも
連中と共に認めて。
我々はたまに思い出すほどの
癒された痛みの記憶になれるのだ。
我々自身の存在こそ
痛みの記憶を思い出される要因?
なら、その通り。
我々は穏やかに笑いながら消えよう。
あの時、あの密度で、
嬉しかったと言われた言葉を抱いて。
あの瞬間が味わえたのなら、
我々は自分と仲間とあの子達の痛みごと、
抱えて、笑って消えよう。
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