2022年09月21日

地上から虹の架け橋を作る

実に面倒臭いことだよ。

痛みを気にしながら、痛みを共感しながら、痛みを分かち合いながら。

これだけ自分の痛みと他者の痛みと触れ合っていたのに。
活躍するときは、痛みを一旦置いて行動しなきゃいけないんだから。
勇気を出すってそういうことでしょう?

無謀者が勇者になる条件は簡単で、
人が喜んでくれたらヒトリデニ物語は語り継がれて
勝手に勇者と呼ばれ歴史に残る。

勇者と呼ばれる存在はどちらかに分かれていく。
肩書きを与えられるたびに肩書きを捨てて行動するか。
肩書きを持てば肩書きを大切にして相応しい行動をするか。

もちろん、そうだ。

私たちはいつだって、
どの時代だって、
前者であることに今も変わりはない。

いつもこの肩書きを捨てよう。
与えられるたびに捨てよう。
聞くたびに肩書きを据え置こう。

繰り返し、栄光を私たちに見出したのなら、
それはあなたの心優しく強い応援と
私たちの共感する協力を諦めなかったからだね。

そんなふうに繰り返して言い続けよう。

私たちは空からやってくる虹を待たない。
地上から虹の橋を架けるんだ。

他者と他者と繋いで、自分と他者も繋いで、
そして時々嫌になったら架け橋を壊して、
自分自身でまた誰かの橋を作る自由を手に入れる。

私たちは虹が地上に架かる時間すら惜しい。
雨は待たない、雨の降る場所に誘い行くんだ。

私たちは夜明けを待たない。
夜が明けていく丘を目指すんだ。

夕焼けが見たくなったら地球の反対側へ、
朝日が見たくなったらまた反対側へ、

夕焼けでも朝日でもない時間
曖昧な世界に行きたくなったら宇宙へ飛び出そう。

どうせ宇宙は変わらず、
どんな時間枠も映し出す惑星が数えきれないくらい
生まれたり死んだりしているのだから。

虹の橋を架けたい場所は漂う度に見つかってしまう。

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そうだ、わかってる。実に面倒臭いことだよ。

誰だって救世主待ちさ、
勇者待ちと言っても過言ではない。

そして勇者と呼ばれた人々は
ついに疲れてしまって、座り込んでしまった。

だから、いつか誰かに勇者と呼ばれる様なことをするんだよ。

最初は無謀者と言われながら、
肩書きを捨てながら、
橋を架けて生き続けるんだよ。

君は虹を待つ人なのか、それとも虹を架ける人のなのか。


さあ、どちらだ。

面倒臭い私たちの世界に来るかい、ならようこそと迎い入れよう。

ようこそ、
生きてると実感できる自由で面倒臭くて輝かしい時代の鋒へ。

君は次はどこに虹の橋を架ける?
posted by ユーリー at 12:26 | 日記