あなたから離れた人の幸せを願うのはやめましょうね。
二人ができなかったことに後悔なんてものは、あの人にはない。
だってこれは、思い切りやり切った証拠なのだから。
激しい後悔は、必ずしも乗り逃した船を見ることだけではない、
ということをあなたも理解しているはず。
今日を境に、
認めたくないことはあたしと一緒に認めましょう。
あの人が去った理由は、ただ一つ。
あなたのそばにいて、何も思いつかなくなったから。
あなたに飽きたのよ。
あの人は、新しいことをいつも考えている人。
無いものを創ろうとする人。
あなたはそんなあの人に憧れた。
だからこそ、真逆なあの人のサポートを受けて作品を作り続けた。
結果はどう?万人受けした?しないでしょう?
だってそうよ、あの人はいつだって希少価値を見い出すのだから。
最先端の切先にいたい人にあなたの幸せの価値は揺れなかった。
原石を見つけられるような人たちのそばに、
魂が肉体から離れれるまでそばにいたいと
脚を走らせる人なのだから。
止まってなどいられない人のことをいつまでも悔やんでる。
いいえ、悔やんだふりを続けている。
本当はやり切ったことを、思い出なかの歴史を全て理解している。
たとえ二人がどんなに名声や満ちた人生を送っても、
二人はそれ以上のことができなかった。
悲しいわね、ともに思い出も振り返りましょう。
あの人はある時、時々、ため息まじりで呟いた。
「もっとあなたの歌が世に知れたらわかってくれるはずなんだ」
あなたに実力がなかったわけではない。
あなたの歌の掴み方は最高であり、
あなたの揺らぎは万人受けするような統制の取れたもの。
真逆の二人が出会ったことに意味もあるけど、
変化の大きなきっかけを促したあと一緒にいる意味もない。
きっかけを携えリズムを思い出せたあなたは、
リズムを心地よくし続けられる人と出会い、
生きていくのでしょうね。
あなただけがこれを否定してる、
認めたらもっとうまくいく。
あとはあたしが何もしなくても、
勝手に海の波々、風のまにまにうまくいく。
ずっと悔いていたふりをしたことを認めましょうね。
あなた達には後悔なんてものは、思い出にはない。
だってこれが現実、思い切りやり切った証拠なのだから。
リズムに合う場所を見つけてあげる。
いい波を見つけてあげる。
好きな風を探して教えてあげる。
今度こそ、本物の後悔と喜びに向かいましょう。
また新しい風が吹く、乗れずに心底あなたは後悔する。
でもまた乗れると願い、風見をして、あなたは波に乗る。
飽きやすいあなたにぴったりの浜辺で待ってるからね。