私たちはわざわざ離れた。
一人一人、繋いでいた体を切り離し、私たちの魂は分裂した。
分裂した理由はただ一つ、今、この場所に、飽きたからだ。
もっと知りたい、もっと体感したい、もっと、もっと別のなにかと出会いたい。
私だけだった私は、私たちになったのだから。
せっかくの離れ離れの機会を愛そうと思う。

ひとりぼっちかな?
残念ながらあなたは一人じゃない。
あなたの魂の片割れは宇宙のどこかにいる。
ひとりにきりになりたいのかな?
残念ながらあなたは一人になれない。
あなたの魂の片割れがいつも繋がっている。
あなたの分身である魂の分身ハイヤーセルフたちが
あなたの知らぬところで勝手に経験を積んでいる。
いつかまた、魂を一つにして経験を共にするときまで。
あなたが過ごす「退屈」ごとあなたを受け入れてしまうよ。
あなたは退屈担当なの?
退屈という体感をまるごと魂の分身に伝えたいのかな?
ならば止めやしない。
退屈だって、立派な経験なのだから。
でも、でもね?
もしも退屈を感じ尽くしたのなら、どうか語ってほしい。
あなたを表現してほしい。
まずはあなたの魂の分身に、今感じていることを伝えて。
続いてあなたの魂の分身から、今感じていることを伝えてもらおう。
誰でもない、あなたともっとも近しいあなたを
否定しない存在からあなたのありのままを表現するんだ。
あなたが表現した芸術は、
地球で生きる人々に伝えるなんて勿体無いよ。
あなたの表現した言葉は、
宇宙で生きる人々に伝えて終わるのは勿体ない。
現在、過去、未来に続く虹の架け橋に乗せていくんだ。
次元を超えてあなたの表現をまず伝えるんだ。
別に難しいことじゃない、宇宙に表現する喜びを得るのは。
難しがっている人々は「怖い」だけなのだから。
全てを表現して否定されない存在に気づいてないだけなのだから。
大丈夫、あなたの魂の分身は、
表現したからといって否定も肯定もない。
あなたそのものを受け入れて、
他の分身もまた、自らの芸術を楽しむ糧となる。
全ての経験や表現を受ける存在であり、
またあなたも他の分身たちの経験を受け止める存在なのだから。
あなたの魂の分身たちの体験も聞いてみたい?
なら、あなたから話しかけなくちゃ。
彼らに伝えなくちゃ。
「わたしは此処にいるよ」って言わなくちゃ。
そうしたのなら、あなたは全肯定される存在を見出す。
否定を恐れてわざわざ危険を顧みたくて良いし、
肯定を求めてわざわざ嘘をつかなくてもいい。
孤独と思われる感情のほとんどは「否定された」という心の痛みなのだから。
どんな清らかな泉より、どんな偉大な神よりも、どんな科学情報よりも
まずは、圧倒的な「全肯定」を見つけるんだ。
あなたは気づくだろう。
愛されることは進化の過程であり、
愛することは満ちる過程であり、
あなたが本当に欲しい体験のための道にある、
ただのお土産だということを。
ほら、見えてきた。
あなたは自己表現して、あなたが誰かに愛の揺らぎを与え、あなたは更なる自己表現を続けていくんだ。
どうせ何をしても、あなたのスイもアマイも肯定してくれる存在が既にいるのだから、
あなたはアナタを表現して、愛の揺らぎを楽しみながら、愛を感じてみればいい。
現在、過去、未来に続く、時代を超えても伝えたいものとはなんだろう?
多分それが、アナタの表現したいこと、まずは今は伝えたいこと。やってみたいことなんだ。
宇宙の虹の架け橋に、己が作り上げた愛の形を乗せてみたらいい。
せっかく一つだった魂は分裂して、
各々が全く違った経験をしているのだから、
魂の分身たちから情報を自由に受け取り、
自由に選択して、自由に使えばいい。
もしも退屈を感じ尽くしたのなら、どうか語ってほしい。
こっそりと、愛を語れば、
あなたは一人よりも多くの肯定者と共にいることを思い出せるだろう。
「私には肯定される存在がいる」と、
自信を取り戻したあなたの芸術を楽しみに待っているよ。
じゃあ、またね。あの辺の惑星次元の片隅で再び見前よう。
posted by ユーリー at 04:46
|
日記